福工大開発衛星 無事宇宙へ

福工大開発衛星 無事宇宙へ
 
10月5日未明 国際宇宙ステーションの星出宇宙飛行士が放出した
「FITSAT-1」(愛称;にわか衛星)は、無事周回軌道に乗り、
信号を送り始めました。
 
このにわか衛星は、福岡工業大学の田中卓史教授(S37年卒)が
中心になって開発したもので、
(1)2台の小型カメラで撮った画像データを高速で地球に送る。
(2)人工星としてLEDを光らせ地上にモールス信号を送る。
などの実験を行います。
この衛星は、遊び心満載です。一片10Cmの立方体。重さ1・3Kg。
 
1.衛星の愛称”にわか”
JAXAの放出衛星選考委員会で「”にわか”ってなんですか?」と質問されて、
はかた弁を標準語に通訳しながら、即興で博多にわかを披露したとのこと。
用の済んだ衛星が、スペースデブリ(宇宙ゴミ)にならないように厳しく
重量制限(重いと長く回る)されてたので、「にわか衛星のことやけん、
最後は必ずオチる」、とオチをつけたそうです。
 
2.衛星の軌道
国際宇宙ステーションとほぼ同じ軌道を回ります。磁石を積んでいるので、
LED面(緑)が常に磁北を向きます。福岡では磁力線が地中に45度ほど
傾いて入るので、福岡の上空、南45度付近を通過するときは、
200W以上のパルスで光り、懐中電灯の光を真正面から見たようになります。
北半球ではLED面(緑)が地上を向きますが、南半球では宇宙を向いてしまうので、
反対側は後ろから見た車のように赤LEDが付いています。
 
総てのコマンドは時間を指定できるので、軌道上のどこでも
光らせることができます。世界中から、私の住んでる町の上で
光らせて欲しいとのリクエストが来ているとのこと。
 
詳しい情報はここ↓にあります。
福岡工業大学 小型人工衛星プロジェクト
FITSAT-1 (NIWAKA)

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